てんこなとは?
てんこな、
いつの間にやら広まった天使な子生意気の略称ですが、
書籍を買おうにも書店には置いてないレベルの、
連載開始から何十年も経っている作品ですが、
今でも𝕏やThraeds、InstagramやTiktokなんかでも
定期的に話題になっています。
たまに私も作品名を語る時、
天使な小生意気だったっけ?天使な子生意気?と
分からなくなる時が一瞬あるので、
もっと「てんこな」が普及してくれるとありがたいですね。
また、「てんこな」呼びして愛している人たちの多くは、
当時を懐かしんでいる私と同じくらいの世代ですが、
中にはその子供世代もInstagramやTiktokを通して
好きになっているのが特徴的です。
てんこなが若い世代にも人気な理由は?
最近の若い世代、所謂Z世代は小さい頃から
男子だから〜、女子だから〜、という圧力をそれほど受けていない為か
私の娘(中学生)含め、男女平等にとても関心があるように見えます。
制服なんかでもスカートではなく、
スラックスを選んだりする女子が増えて来ているのも
決められた女子像ではなく、自己に向き合っている結果と言えます。
一方で、思春期には自分の性的なアイデンティティを考え、
後で振り返ると黒歴史で恥ずかしくなりますが、
時には疑いを持ち、女子なのに自分の事を「僕」や「俺」と
呼ぶ、「僕っ娘」なるものも昔から存在するのも事実です。
※最近では某女性市長も一人称で「ぼく」を使っていた事が分かり話題になりましたが…
そんな現代にも一定数居る「僕っ娘」に、
口調や服装も普段は女子女子していないのに強い
恵のキャラクターがある種の理想像に見えるのかもしれません。
若い世代はどこで「てんこな」を知る?
今はサンデーの「うぇぶり」という漫画アプリで、
過去のサンデー作品(例えば、うしおととらや今日から俺は!!など)が
1日1話無料で読める(作品や時期によって変わる場合あり)ので、
誰かが読んで気に入りSNSを通して
リンクを拡散して広がったのかもしれません。
ちなみに、うちの娘は私が購入した単行本(ワイド版ではない)を
いつの間にか物色して部屋に持ち込んで読んでおりました。
今の漫画に比べると紙自体も経年劣化してますし、
てんこなも最初の頃は好き嫌いが分かれるタッチだったので
そこまで気に入って読み進めているのが驚きでしたが、
よく考えてみたら、小さい頃からYouTubeなどで
昔の画質が悪い動画やアニメ作品を観てる世代なので、
その辺りはあまり関係ないのかもしれませんね。
「てんこな」はどこで読める?
てんこなは、前述のうぇぶり以外の漫画アプリで読めることもありますが、
サンデー公式がリンク切れが無さそうなので、リンクを置いておきます。
もしリンクが切れていたら、公式トップから検索してください。
また、ワイド版やKindle版のリンクも置いておきます。