16巻は小林の過去が明かされ、
なぜ小林が強いのか、
また第二の魔本が見つかるなど
新展開を迎えます。
そんな16巻の名場面は、初めて主要キャラクターではなく、
なんと小林の祖父が幼き頃の小林に発したセリフです。
![天使な小生意気 16巻の名場面&伏線](https://xn--q9j984gbug42c4wieqsm2o.jp/wp/wp-content/uploads/2018/10/meibamen16_01.jpg)
途中で
投げ出すな。
強くなれば
わかる。
初めてこの場面を読んだ時は、
サラっと読み流してしまいましたが、
「諦めない勇気」と「強いに男も女も関係無い」という
天使な小生意気のテーマを知った後に読み返すと、
単純に身体を鍛えることでの強さ以外の「強さ」という意味も
この場面では説明されていたのだと気付いたのです。
「途中で投げ出すな。」は
自分の信念を周りに合わせるな、諦めるなという意味
「強くなればわかる。」というのは
精神的な意味だと取れます。
この場面を恵や普通の女の子に置き換えると
分かりやすいかもしれません。
ちなみに、この「強くなればわかる。」という意味は
最終巻で小林は身を以て知ることになります。
そしてもう一つの魔本が16巻では出てくるわけですが、
その際に15巻で少し触れた、
美木と小林の源造化(バカになること)のシーンも
紹介しておきたいと思います。
![天使な小生意気 16巻 美木の源造化](https://xn--q9j984gbug42c4wieqsm2o.jp/wp/wp-content/uploads/2018/10/meibamen16_02-2.jpg)
![天使な小生意気 16巻 小林の源造化](https://xn--q9j984gbug42c4wieqsm2o.jp/wp/wp-content/uploads/2018/10/meibamen16_03.jpg)
あとは、その源造化した美木ですが、
8巻の名場面で恵が美木を守った時をマネてるシーンがあるので
こちらも紹介しておきたいと思います。
![天使な小生意気 16巻 美木の恵のマネ](https://xn--q9j984gbug42c4wieqsm2o.jp/wp/wp-content/uploads/2018/10/meibamen16_02-1.jpg)
![天使な小生意気 8巻の名場面(恵編)](https://xn--q9j984gbug42c4wieqsm2o.jp/wp/wp-content/uploads/2018/04/meibamen08-01.jpg)
この事を恵も覚えていたからこそ、
照れ臭かったのか、からかわれてると思われたのか
恵は美木をたしなめたのでしょうね。