久々の投稿となります。
たまたま「てんこな」についてもっと掘り下げたいと思い、ググってみると、知恵袋でこんな質問が出ていました。
今更ですが…天使な小生意気のラスト
メグが藤木達に自分が源造の唇を奪ったんだ的な事を言った次のコマ!「中身入ってまス。」
え?これってそういう事ですか?
そうなんですか?
中身って何の中身ですか?
え?お口の中身?マジで?
これに対して回答者は
メグに唇を奪われ、放心状態の源造だけど、中身が入った、
まさしく正真正銘、中身の入った源造にキスした、
ということではないでしょうか。
と答えていました…
正解は作者である西森氏でしか分からない訳ですが、個人的には少し違うかなと思い、記事にしてみました。
私も恵の「中身入ってまス。」だけという言葉だけであれば、そのように考えてしまったかもしれませんが、よく見ると、恵の手が胸に添えられてるんですよね。
と言う事は、自分の胸に手をあてながら「中身入ってまス。」と安田に答えているのです。
もしこの手が藤木に向けられたものや、自分の頭を指していればまた別の意味合いがありますが、この場合は、「(胸の)中身入ってまス。」と考えるのが妥当では無いでしょうか。
要は、源造にキスした時も恵は女であり、キスした後も「胸が残ったまま」なので精神的にも身体的にも女のまま、だと言う事を間接的に伝えたかったのではないでしょうか。
少し照れてるように見えるのもあまりそうしたエロを連想させる事が苦手な恵の性格からも見て取れます。
実際、以前もし恵が男に戻ったら見た目はそのままで男に戻る?みたいな話もありましたし、この「中身入ってまス。」前後の文脈でも分かるかと思います。
恵にかけられた魔法が解けた事は分かったものの、果たしてその後の恵は男に戻ったのか女のままなのか誰も確証を得ていない状態だった為、
恵自身がこの「中身入ってまス。」発言の後、(改めて)自分は女だから、好きに口説いて良いと言ってるのです。